リベルサスは、食欲が抑制され、ダイエットに効果がある痩せホルモンのGL-P1受容体作動薬の経口薬です。
血糖値を下げるインスリンの分泌を促進する効果があり、食べたものが脂肪になりにくくなり、体重減少が期待できます。また、服用することで内臓脂肪の燃焼を促し、基礎代謝を上げることができ、太りにくい体につながります。
リベルサス
痩せるホルモン『GLP1』リベルサス
リベルサスとは
リベルサスの効果
リベルサスはGLP-1受容体作動薬の一種で減量に有効とされる成分「セマグルチド」が含まれる経口投与タイプのお薬です。
セマグルチドの作用で血糖値を下げるインスリンの分泌が促進されるほか、食欲を抑制する効果があります。そのためリベルサスの服用によって自然に食欲が抑えられ、空腹感を感じにくくなります。自然と食事量が減るため、ダイエットの効果が期待できます。こうしたGLP-1受容体作動薬は、注射を使ってGLP-1を投与するものがほとんどですが、リベルサスは口から飲める(経口投与できる)ことが大きな特徴です。
投与スケジュール
- 診察+採血
- 3mgを10日間服用後、診察(※1日1回 3mg錠の最も少ない容量から服用開始)
- 服用に問題がなければ7mgを10日間服用後、診察
- 効果を確認し、7mgまたは、14mgの処方を検討
継続して服用する薬の為、3か月毎の血液検査が必要です。また、効果を確認する為に毎日体重測定を行っていただきます。
診察代 1,650円(初診のみ 2,200円) 採血 6,050円
治療回数・期間の目安
期間 3ヶ月~
※状態などにより個人差があります。
リスク・副作用
消化器障害(嘔吐、吐き気、下痢、胸やけ、便秘、胃痛などの胃腸障害)、低血糖症状、めまい、肝・胆道障害、味覚異常、糖尿病網膜症を引き起こす可能性がある
上記の他にもリスクがあるケースがあるので、リベルサスの副作用に不安がある方は医師にご相談ください。
服用できない方
- 糖尿病患者としてすでに他の薬を服用している
- 利尿剤を服用している
- 18歳未満や高校生
- 妊娠中、授乳中、産後3ヶ月以内の方
未承認医薬品についての表示
未承認医薬品等(異なる目的での使用)について
医薬品医療機器等法において、リベルサスは2型糖尿病の効能・効果で承認されていますが、当院で行う美容目的での使用については国内で承認されていません。
入手経路等
国内の医薬品卸業者より仕入れています。
国内の承認医薬品等の有無
リベルサスを一般名とする医薬品は国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果及び用法・用量と当院での使用目的・方法は異なります。
諸外国における安全性等に係る情報
GLP-1受容体作動薬の注射製剤が米国FDAで肥満治療薬として承認されています。
米国のFDA承認 最も一般的な副作用は、吐き気、下痢、嘔吐、食欲減退、消化不良、便秘があります。
甲状腺 c 細胞腫瘍、膵炎 (膵臓の炎症)、糖尿病性網膜症 (目の網膜の損傷)、低血糖 (低血糖)、急性腎障害、過敏症反応に関する警告がFDAから報告されています。